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2018年12月13日 イベント , カドー・ドゥ・ラ・メール

森覚のワイン手帖 イベントレポート

森覚のワイン手帖 イベントレポート
12月8日・9日の2日間、コンラッド東京 エグゼクティヴ ソムリエ 森覚を招聘し
第3回となる「森覚のワイン手帖」ワインセミナーとマリアージュディナー&ランチを開催いたしました。



12月8日は、「進化するボルドーワインの世界」と題し、
ワインの女王と称されるボルドーワインにスポットをあて、約1時間の充実したセミナーでは、
ボルドーワインの歴史、生産地域や畑、文化、それぞれワインの特徴と揺るぎない魅力を受け継ぐ
ボルドーワインの進化した今と昔を解りやすくお話しいただきました。





また、ボルドーを代表するシャトーで造られた2014年・2016年と比較的に若い年代のワイン3種に
2003年と熟成されたワインの計4種のワインをテイスティングする事で、
よりボルドーワインの特徴を実感していただけるセミナーとなりました。



セミナー後のディナーとして、総料理長前田慎也の冬を彩る食材を使用した創作料理に合わせ、
森覚氏がワインをセレクトするマリアージュディナーでは、淡路島素材とボルドーワインが融合する至福の時間を体験いただきました。
前菜からメイン料理、に至るまで全てボルドーワインだけの組み合わせで楽しむ事は皆さまも貴重な体験となったのではないでしょうか。お互いを知り尽くしたシェフ前田慎也とソムリエ森覚の二人が創り出すホテルアナガならではの世界感にご満足いただけたのではと思います。

ディナーメニュー
○淡路島玉ねぎと北坂たまごのフラン
○アオリイカと芽キャベツのシュー コールラビ 黒キャベツ イカ墨アイオリソース

○足赤海老ポシェと川津海老フリット 菜の花 三色大根 柚子ピュレ

○二度火入れした鳴門鯛のポワレ シャルムのベニエ 赤と白のソース
○淡路ビーフ・イチボのグリエ 人参 みかん 奇跡の果実ソース
○白と黒のゴマ団子
○イチゴの摩訶不思議 バルサミコと マカロン クレーム・シャンティ ソルベ
○3種の生チョコレートと温かいお飲み物

ワインペアリング
○クロ・フロリデーヌ2015
○エール・ド・リューセック2016
○シャトー・ペデスクロー2013
○シャトー・プジョー2005

12月9日は、「深遠なるブルゴーニュワインの世界」と題し、ブルゴーニュワイン(ワインの王様)についてのセミナーを行いました。


ブルゴーニュワインの中で最も有名なロマネ・コンティを例に出し「何故、隣接している畑なのにこうも金額が違うのか」や高級なワインほど偽物が多いというようなお話しを交えながら、ブルゴーニュの地形や畑の位置により異なる葡萄の出来栄えなど、奥深いブルゴーニュワインの魅力をお伝えいただきました。



地元ではどのような食材とワインを召し上がっているのかというようなお話に皆さま興味津々で耳を傾けていましたので、お帰りになりシャブリワインを選び、万能エスカルゴバターでワインに合せた一品にチャレンジされる方がいらっしゃるのではと思いました。



セミナーの後は、カドー・ドゥ・ラ・メールにてマリネしたマナガツオを炙り香草などと合わせた前菜やメイン料理の阿波美豚バラ肉コンフィに合せセレクトしたブルゴーニュワインと共に、鳴門海峡を眺め森覚ソムリエのワイン説明に聞き入りながら、優雅なマリアージュランチをお楽しみいただきました。





ランチメニュー
○本日の可愛らしい一皿
○マナガツオのマリネ 炙りで  マイクロ香草 アボカド 白菜の色彩
○ほんのり温かい寒鰆 2種の最新タマネギ サフランリゾット
○阿波美豚バラ肉コンフィ 漆の実 マッシュルーム ヴィンコットソース
○抹茶マカロン ホワイトチョコレート フランボワーズの摩訶不思議
○お好みの温かいお飲み物

ワインペアリング
○ヴィレ・クレッセ・ドメーヌ・ド・ロアリー2015
○ピュリニー・モンラッシェ・ルイ・ラトゥール2015
○ニュイ・サン・ジョルジュ・ドメーヌ・シルヴァン・ロワシェ2012

森覚氏は、来年3月10日~15日にベルギー・アントワープで開催される第16回A.S.I.世界ソムリエコンクールの日本代表ソムリエに決定しており、この度の「森覚のワイン手帖」は、ソムリエコンクール出場前の最後として開催された貴重なワインセミナーでもありました。
ご参加いただきました皆さまには、世界 No.1に挑む日本代表ソムリエ 森覚の魅力も感じていただけたのではと思います。

今後も、ホテルアナガ「森覚のワイン手帖」にどうぞご期待ください。